【投資の大原則③】お金に働かせる本当の意味

前回は「インフレ」という観点から、これからの世の中で「投資」が必要な理由を説明させていただきました。

 

 

今回は巷でよく聞く「お金を働かせる」という言葉の持つ意味について解説していきます!

いったいどのようなことが「お金を働かせる」にあたるのか?ぜひ学んでいってください!

 

「お金を働かせる」ということの意味とは?

「お金に働いてもらう」

 

皆さんはこの言葉の意味をどう感じますか?この言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、その本当の意味を理解している人は少ないです。

労働収入の定義

 

私たちサラリーマンは会社から給料をもらっています。では会社は、何に対して給料を払っていると思いますか?


答えは「時間」「能力(希少性)」です!

 

アルバイトやパートの時給でイメージすると分かりやすいですが、長く働けば働くほど給料は増えますし、能力が高ければ高いほど、時間あたりの単価、つまり時給も増えていきます。

時間は一日24時間という制限がありますので、いかに能力を上げるか?が収入に大きな差を生み出していきます。

つまるところ、労働収入とは

 

「私たちの時間と能力で得られる収入」

 

だということです。

 

お金を働かせている状態とはどんな時?

お金に働いてもらうということは、労働収入のために使っている「時間」と「能力」を使わずに収入を得るということなので、特に自分の時間を使ってはいけません!

例えば短期の取引で儲けようと一日中パソコンに張りついて相場をチェックしているようだと、自分の時間を使っているので「お金が働いている」とは言えません。

ですので直接時間や能力を使わなくても、お金が勝手に働いている状態というものを作らなければいけません。


実は銀行にお金を預けるという行為は、お金に働いてもらっているということになります。何のことだか分かりますか?

それは、預金に対する「利息」です。


銀行に預けてしまえば、一切の手間がかからずお金が増えていきます。もちろんそれは、能力に全く関係がなく誰でも同じ結果が生まれます。

 

ちなみに、現在の預金に対する金利は、0.001%です。100万円を1年間預けると、10円稼いできます。ここで注意したいのが

 

銀行にお金を預けた場合、お金が働いて稼いでくる金額はものすごく低い!

 

ということです。人で例えるのであれば、タダ働きしているのと同じです・・・。

 

お金をタダ働きさせないために重要なこと

お金をタダ働きさせないために重要なのは、ちゃんと稼いでくれる環境にお金を入れることです。ではどんな環境にお金を入れたらいいのでしょうか?

 

例えば、「株」はどうでしょう?株を買うということは、お金をその株を買った会社に預けることになります。


預けた会社は、預けた人がどんな人なのかは関係なく、一生懸命働いてくれます。もちろんここでも、預けた人の能力は関係ありませんし、時間も使っていません。

預けた会社が一生懸命働き、利益を出してくれれば、配当や株の値上がりが期待できます。

これは、「お金が働いている」と言えます。


ちなみに・・・2020年における株価上昇率、つまり「こんな会社に預ければものすごくお金が働いてくれました!」というランキングのTOP10はこちらになります!

 

※さらに詳しいランキングはこちらからご覧ください↓


2020年【値上がり率】年間ランキング ベスト50 <年末特別企画> | 特集 - 株探ニュース
https://kabutan.jp/news/marketnews/?b=n202012310056

 


次に、「不動産」はどうでしょうか?

 

不動産を購入すれば、個人の時間や能力は関係なく不動産が一生懸命働いて、家賃収入を稼いできてくれます。

これも「お金が働いている」という良い例になります。


「お金に働いてもらう」という本当の意味は、自分の時間と能力を使わず、お金がお金を稼いでいるという状態の事です。

せっかく汗水たらして得たお金たちを、銀行でタダ働きさせるのはあまりにも可哀そうです・・・。

 

労働収入には時間という制限がありますし、老いというハードルもあります。病気や体力の衰え等で働けなくなるリスクも有り、労働収入が得られなくなる可能性もあります。

だからこそ若いうちに労働収入で稼いだお金を、いち早く、より多く働かせてやりたい事がいつまでもできるように備えていく必要があります!

 

 

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