【加入者数の推移~導入メリットまで】企業型確定拠出年金(企業型DC)の現状とメリット企業型確定拠出年金 推移
企業型確定拠出年金 加入者数

2001年の法改正で運用がスタートし、アメリカの制度にさぞらえて「日本版401k」と呼ばれている企業型確定拠出年金(企業型DC)。

 

かつて日本における企業年金制度といえば確定給付型(DB)が主流でしたが、時代の流れとともに縮小傾向にて推移しています。

代わって近年加入者数を伸ばしているのが確定拠出年金(企業型DC)です。

 

※コチラも併せてご覧ください!

 

アーリークロスでご相談~導入サポートをさせていただいているのも、こちらの企業型確定拠出年金(企業型DC)ですが、
今回は、日本における企業型DCがどのように広がっているのか?導入状況や加入者数などの推移と企業型DCのメリットについて、まとめさせていただきます!

 

企業型DCの導入状況の推移について

加入者数の推移

まず、企業型DCの加入者数の推移から見ていきましょう。

 

※①

 

2020年3月時点で、前年比で約35万人、加入者が増加しています。
ちなみに、2020年12月までの加入者数は約750万人でした。
おおむね月間で3万人ずつ加入者は増加しています。

導入企業数の推移

続いて、企業型DCを導入している企業数の推移を見ていきましょう。

 

※②

 

2020年3月末で、前年比およそ2900社増加しています。
特に、2016年からの5年間は、それ以前と比べて企業型DCを導入する企業の増加率が際立ちます。
近年は度重なる法改正により、大企業だけでなく中小企業やベンチャーにおいても、企業型DCを導入する企業は増加しています。

 

※①②出典:厚生労働省ホームページより

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/nenkin/nenkin/kyoshutsu/index.html

 

導入事例

企業型確定拠出年金を導入している代表的な大手企業として
ユニクロを運営する衣料品大手のファーストリテイリングが代表例として挙げられます。

以下はユニクロの福利厚生のページです。
https://www.uniqlo.com/jp/recruit/general_manager/welfare_program/

 

このページを見ていただくと、ユニクロの考え方がよく伝わってきます。
仕事における達成感というのは非常に大事なもになりますが、人生における安心(将来に不安を抱えない)という事も非常に重要となり、この人生における安心という部分では企業型DCは効果を発揮します。

 

このように大企業も福利厚生として前面に押し出している企業型DCですが、次は具体的な制度のメリットを整理していきましょう!

企業型DCのメリット

企業型DCには、従業員だけでなく、企業にとってもメリットが多くある制度です。
まずは、企業で働く従業員のメリットから挙げていきます。

従業員のメリット

従業員の方が享受できるメリットは以下の3つです。

 

①掛金が所得控除、社会保険料算定の対象外

iDeCo(リンク)と同じく、掛金は所得控除の対象となります。
加えて、企業型DCの場合は、給与の一部から拠出された掛金が
社会保険料の算定の対象外となるため
毎月支払う社会保険料(自己負担分)の軽減効果が期待できます。

 

②運用益が非課税になり、iDeCoよりも掛金が多い

ここもまた、iDeCoと同じく
企業型DCで得た運用益に関して税金がかかりません。
また、会社員の場合、iDeCoの掛金は最大で月2万3000円ですが
企業型DCの場合は最大5万5000円と、約2.4倍となっています。

 

③全てにおいて自ら選択可

企業型DCは、従業員自身が拠出について選択することができます。
そもそも拠出をするか?
掛金はいくらにするか?
運用する商品は何にするか?
これらすべてを選択することができます。

企業のメリット

従業員だけでなく、導入する企業にとってのメリットもあります。
主に以下の3つです。

 

①掛金は全額損金とすることができる

企業型DCの掛金については、他の年金制度と同じように、
全額損金に算入させることができます。

 

②社会保険料の削減ができる

従業員の項でも触れましたが、社会保険料の算定の対象外となるため
毎月支払う社会保険料(企業負担分)の軽減効果が期待できます。

 

③退職金債務の軽減
まずは、以下の記事をご覧ください
https://gentosha-go.com/articles/-/5884

記事の例では、従来型の退職金制度を見直し、企業型DCを導入することで
企業、従業員双方にとってプラスな形で、企業年金制度を導入することができた、とのことです

また、これからの社会において、大切な従業員に
自身の将来の資産形成をどうするか?を考えてもらう事は、とても大事です。
そういった意味でも、企業型DCは大きな力を発揮します。

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このように、企業型DCの導入は、企業、従業員の双方で大きなメリットがあります。

 

しかしながら、これまでは制度の複雑さから
大企業での導入ばかりが目立っていました。
また、制度導入までも時間と手間がかかる事から導入支援者が少なく
メリットが大きいにもかかわらず、まだまだ中小企業では広がりきれていません。

 

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