【固定費見直し】「正しい節約」ってなんだ?【後編】

今回も引き続き、「節約」について説明していきます!


前編では未来におけるお金の問題を解決し、豊かな生活を送る上で、なぜ「節約」を最優先で実践すべきなのか?および節約に関する注意点について説明させていただきました!

 


今回は前編でお話しした「優先順位」に基づいて、具体的に固定費の見直しでフォーカスすべき家計の支出項目についてご紹介いたします!


前編と併せて、節約の「キモ」となる部分が理解できますので、是非最後まで読んでみてください!

見直しを検討する支出の整理

人生における高い買い物を理解する

前編で説明しましたが、「節約」で大事な考え方は「難易度が低く効果が高い」支出項目に注目することです。


まずは、効果の高い項目に注目してみる!ということで、人生における高い買い物TOP3を見ていきましょう。

 

No.1【家】

第1位は「家」です。
人にもよりますが、持ち家の方の平均購入額は約3,000万円です。
ほとんどの方がこれをローンで購入しますので、仮に35年でローンを組んだ場合の利息は1,300万円
従って家を買う場合は平均すると約4,300万円かかる計算になります。

 

No.2【保険】

第2位は意外なことに「保険」です。
様々な種類の保険が存在しますが、概ね一生涯で保険に掛けている金額は2,000万程度といわれています。

 

 

No.3【車】

第3位は「車」です。
車に関しては、どんな車に乗るかによって幅が大きく変わりますが、仮に20-70歳の50年間車に乗り続けた場合4,000万円ほどかかる計算になります。


このようにだいたいの合計金額を見てみると、いかに人生でこれらの項目に大きな金額を支払っているのかがわかりますね。

例:主たる生計者の所得が30万円の家庭

ではここから仮に、主たる生計者の方の所得が月30万円の家庭で考えてみましょう。
この場合、税金等の控除を差し引くと約25万円の手取りとなりますので、その手取りに一般的な家庭の支出を当てはめてみて考えてみましょう。

 


おおむねこのような感じでしょうか?
一見するとそこまで贅沢しているという感じでもないのですが、この感じだと支出はザックリ30-40万円程度になります。


だいたいこの収入だけでは足りないという結果になるため、多くの家庭が、この中のどこかをガマンしたり、共働きをしたりする必要があるのですが、お子さんができるとそれも難しくなってきます・・・。

大きな支出を削る

では、何を削るべきか?
前編でもお話しした通り、小さいものを削るというのはあまり効果的でないだけでなく、気持ちが淋しくなってしまいます。


上の表でいうと、例えば食費を削るとなるとツラいのは想像に難くないですし、水道光熱費も効果が限定的ですね。


表の中で「難易度が低い」もしくは「効果が高い」と思われる項目にフォーカスする必要がありますので、注目すべきは、

 

  • 保険
  • 携帯代


この、人生における高い買い物TOP3と携帯代を含めた4つになります。


「節約」を考えるとき、主にまずはこの4つの項目に着目して行動をしてみることがとても重要です!

 

まとめ

いかがでしたか?


今回は節約において「難易度」「効果」で考えたときに、着目すべき支出項目について説明させていただきました。


重ねて言いますが、注意していただきたいのは「気持ちが淋しくなる節約はしない」ということです。

 

先ほど紹介した「着目すべき支出項目」についても、皆さんそれぞれの価値観と照らし合わせて、支出を削るかどうかは決めていく必要があります。

「いい家に住みたい!」という価値観を持っている人は、その他の項目から考えていけばいいように、4つの項目でも難易度は人それぞれになりますので、それぞれ容易に始められるものから「節約」について考えていきましょう!


次回は4つ項目の中でも、比較的着手しやすい「携帯代」について説明しますので、是非ご期待ください!

 


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