投資信託について③ -ETF-

今回は、投資信託の種類のひとつである、ETFについて説明します!

ETFとは?

ETFとは

  • E → Exchange(取引所で)
  • T → Traded(取引される)
  • F → Fund(投資信託)


の略称で、日本語で上場投資信託と呼びます。
文字どおり、株式のように上場している投資信託の事をいいます。

ETFの特徴

ETFの特徴としては、以下の3つが挙げられます。

インデックスに連動する(パッシブ運用)商品がそろっている

ETFは約200銘柄ほどの種類がありますが、
基本的に投資信託の記事でも説明した
インデックスに連動した「パッシブ運用」の銘柄で構成されています。

例えば・・・

信託報酬が安い

ETFは、一般の投資信託と比べて信託報酬が安い商品が多いです。
ETFの信託報酬は平均すると0.06%~0.3%程度
一般の投資信託の約5分の1程度に抑えられています。

株式と同じように取引できる

株式と同じように上場しているため
証券取引所が開いているタイミングで売買ができる点と
株式と同様にリアルタイムで価格が変動します。
一日に一回、値段が決められる一般の投資信託とは、この点でも異なります。

ETFと投資信託の違いまとめ

以下にETFと一般の投資信託をまとめました。


手数料の面では

信託報酬

  • 一般の投資信託 ・・・ 0.1%  ~ 2.5% くらい
  • ETF        ・・・ 0.06% ~ 0.3% くらい


このように信託報酬は、一般の投資信託よりETFのほうが
平均すると安い商品が多いです。


また、ETFはリアルタイムで価格が変動しますので、
価格変動に応じてフレキシブルに売買を行いたい方にはあっているかもしれません。


一方、長期の積立投資をする場合には
つみたてNISAで一般の投資信託を購入していく方法が
ノーロード型で信託報酬も安い商品が投資対象になっている点で、節税も期待できる分
いいかもしれません。
※参考:https://zuu.co.jp/media/stock/tsumitate-nisa-etf#-nisa-etf

 

ETFと株式投資の違いまとめ

株式は、個別の企業を選んで投資する金融商品です。
株価はその企業自体の業績などの影響を受けるため
相対的にリスクが高い金融商品となります。
ETFは、投資信託と同じく
それ自体が多くの銘柄に分散投資をしている金融商品であるため
株式投資と比較して、リスクが低い金融商品です。

そのため、やはり投資信託と同じく分散投資をしやすい性質を持っています。

まとめ

ETFが、一般の投資信託および株式とどのような違いを持っているか
ご理解いただけましたでしょうか?


取引形態は株式と同様で、商品の性質は一般の投資信託と同様と
2つの金融商品の良いとこ取りな商品といった形です。


投資信託にはこんなバリエーションも存在する、という事を
知識として覚えておきましょう!


いかがでしたか?


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