投資信託について

過去2回にわたって

 

 

について解説させていただきましたが

 

「でも、何に投資をするのか、調べるのが大変そうだし、選ぶのに時間がかかりそう・・・」

 

と思われた方も多いと思います。

 

そんな方のために、ぜひ覚えていただきたい

投資信託

について、今回は解説いたします!

投資信託とは

投資信託とは

「”投資”を””じて””す」

という名前の通り、プロの投資家(投資信託運用会社)にお金を預けて
投資をお任せする金融商品のことをいいます。

 

 

投資対象となるのは、国内外の株式債券から
為替不動産など、多種多様に渡ります。

投資を”お願い”しているわけなので
投資信託には、買うときにかかる買付手数料
プロの投資家に任せるための信託報酬など「手数料」を支払う必要があります。

 

投資信託の投資対象は、多種多様に渡るといいましたが
実際に、金融商品の中でも投資信託が一番多様性があり
その数は数万種類に及ぶといわれています。
例えば、株式と債券については、大まかに分類してみると、以下のようになります。

 

 

ざっくり分けてもこれだけある上に
株式、債券以外にも投資対象は存在するため
投資信託には膨大なバリエーションが存在するわけですね。

運用スタイルについて

投資信託には、組み合わせによって、非常に多くの種類が存在しますが
それぞれの「運用スタイル」によっても分類することができます。

 

具体的には以下の2つです。

 

  • パッシブ運用
  • アクティブ運用

 

それぞれの違いですが

 

パッシブ運用

インデックス(日経平均株価などの指数)に連動する運用成果を目指す投資信託

 

アクティブ運用

インデックスを上回る運用成果を目指す投資信託

 

上記の特徴により、

インデックスに組み込まれている銘柄を中心に購入していくパッシブ運用よりも
ハイパフォーマンス(高い運用成果)を目指すアクティブ運用のほうが
多くの利益を得られることもありますが、銘柄を選定する手間がかかる分
パッシブ運用に比べて手数料が高くなる傾向にあるため
手数料の差で結果的にパッシブ運用のほうが利益が高い・・・といったケースもあります。
なので、投資先を選ぶ際には、手数料にも注意する必要があります。

投資信託のメリット

ここで、投資信託のメリットをまとめていきます。
主に以下の4つです。

 

  • 共同投資によるスケールメリット
  • 専門家の運用技術の活用
  • インカムゲイン
  • キャピタルゲイン

 

それぞれ説明していきます!

共同投資によるスケールメリット

投資信託では、多くの人から資金を募り、運用会社が運用する
「共同投資」の性質を生かした様々なメリットを享受できます。

 

まず、以下のURLはトヨタ自動車の株価です。
https://minkabu.jp/stock/7203/analysis?order=1&sc_id=4&tc_id=ya0j0001

 

トヨタの株式を購入する際の最小単位は100株からです(2021年2月時点)ので
購入には株価の100倍のお金が必要です。

 

このように、一つの株価を買うことでさえ
まとまったお金が必要となるケースが多いですが
投資信託は、最小単位が1万円や、ネット証券では100円からなど
小額から分散投資を行うことが可能です。

専門家の運用技術の活用

投資のプロに運用を任せることができるという点も
間違いなくメリットとして挙げられます。

 

  • 国内外の有望な投資先を選択する
  • 世界中の政治、経済情報を網羅する
  • 様々な運用手法を駆使する
  • 高度なリスク管理を行う

 

これらの事を個人で行うことは、とても難しいことです。
投資信託であれば、個人でもそれが可能になります。

インカムゲイン

株式の場合は配当金、債券は利息という形でインカムゲインがありましたが
投資信託にも「分配金」という仕組みがあります。

 

株式の配当金に近く、分配金は半年や1年などの一定期間の
投資信託の運用状況に応じて、運用会社から支払われます。

 

投資信託には分配金が出ないタイプのものもありますが、その場合でも
元本に運用益が組み込まれていく仕組みになっているので
「分配金なし」となっている場合でも、福利効果が期待できます。

キャピタルゲイン

主に株式の記事で触れた内容と同様に
買った時の値段と売るときの値段の差額(売買差益)で利益を得ることも可能です。

 

投資信託の値段は、組み入れられている金融商品の値段の変動と
それらの組み入れ比率に応じて変わります。

投資信託のリスク

投資信託のリスクについては

 

の記事で触れた内容と同様のものが挙げられます。

 

しかしながら、共同投資によるスケールメリットにより
自身で株式、債券の取引を行うよりもリスクは軽減されます。
その他に投資信託には各種手数料も存在することにも、注意が必要です。

投資信託を最大限生かすには?

投資信託は少額から投資が可能なことから
以前「長期投資の重要性」の記事で触れた

 

ドルコスト平均法

 

を容易に行うことができます。
数種類の投資信託を組み合わせることで、忙しい人でも簡単に
「長期」「分散」
を実践できます。

 

また、最近では買付手数料が無料(ノーロード型)の投資信託も存在します。
投資信託は種類が膨大に存在するので、迷ってしまう場合には
パッシブ運用のものと合わせて、手数料をなるべく抑える!
ということを基準にしても良いでしょう。


いかがでしたか?

 

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そんな方は、アーリークロスにご相談ください!

債券について

今回は、債券投資について説明していきます!

 

債券投資とは?

そもそも債券とは、国や地方公共団体、企業など(これらを発行体といいます)が
投資家からお金を借りるために発行する借用書のことで
この債券の売買のことを債券投資といいます。

 

債券には、それぞれにあらかじめ決められた返済期日(償還日)があり
満期を迎えると、発行体に貸したお金は返金されます。
さらに、満期までの間
債券ごとにあらかじめ決められたタイミング(利払い日)で利息を受け取る事ができます。

 

例えば

 

  • 額面金額:売出価格の100%
  • 利率  :1年間に3%
  • 満期  :5年後

 

このような形の債権だったら
100万円分の債券を購入した場合、投資した人は毎年3万円の利息を受け取る事ができ
5年後に100万円が返済されることになります。

 

債券は、一般的な借用書と異なり、債券市場にて自由に売買する事ができます。
私たちは、基本的に債券の売買は証券会社を通じて行うことになりますが、
新規で発行される債券を新発債
その後債券市場にて売買される債券を既発債といいます。
既発債に関して、売買価格は時価となります。

債券の種類

債券は発行体の違いにより

 

 

に分ける事ができます。
国債や地方債(これらを公共債と呼びます)は、社債と比べて
発行体が破綻して債務不履行(お金の返済義務が果たされないこと)
となるリスクが少ないため、高い信用力があります。

 

また、債券の利払いの違いによって

 

  • 利付債
  • 割引債

 

に分ける事ができます。

 

利付債は、定期的に利息が支払われる債券のことを指すのに対し
割引債
額面(償還日に返済されるお金)に対して
事前に利息相当分を割り引いた金額で購入できる債券のことをいいます。

債券投資のメリット

債券投資のメリットとしてあげられる要素は主に2つあります。

 

インカムゲイン

株式の場合、株価は企業の価値により上下し、元本の保証はありませんが
債券は利払い、額面があらかじめ決まっているため、債務不履行が発生しない限り
満期まで保有すれば元本割れすることなく利益を得る事ができます。
そのため、株式投資と比べリスクは少ないです。

 

キャピタルゲイン

債券の売買により、債券単価の変動を使って利益を得るといった事も可能です。

 

債券投資のリスク

株式投資と比べ、リスクは少ないものの、債券投資にも主に3つのリスクが挙げられます。

 

信用リスク

インカムゲインのところでも触れましたが、債券の発行体の状況により
場合によっては債務不履行が発生する可能性があります。
発行体の信用度を判断する目安として、格付け(後述)を参考にして
投資先を決めることが、とても重要です。

 

価格変動リスク

満期になる前に債券を売却する場合は、その時の市場価格(時価)での売却になりますが
購入価格を上回る事もあれば、下回る事もあるので、売却する際には注意が必要です。

 

為替変動リスク

株式と同様に、海外の債券に投資をする場合、為替レート(円高・円安)の変動により
為替差益もしくは為替差損が生じる可能性があります。
買った時より円安になっているタイミングで売れば為替差益となり
円高であれば為替差損となります。

債券の選び方

債券投資の際に、それぞれの発行体の信用力を確認することは大事ですが
私たち一般の投資家がその判断をすることは容易ではありません。
そこで、発行体の信用度を判断するために、専門の格付機関の評価を確認する事で
その判断を容易におこなう事ができます。

 

ここで、ムーディーズという格付機関が発表している格付表を見てみましょう。

 

格付け 説明
Aaa

信用力が最も高いと判断され

信用リスクが最低水準にある

Aa

信用力が高いと判断され

信用リスクが極めて低い

A

中級の上位と判断され

信用リスクが低い

Baa

中級と判断され、信用リスクが中程度であるがゆえ

一定の投機的な要素を含みうる

Ba 投機的と判断され、相当の信用リスクがある
B

投機的とみなされ

信用リスクが高いと判断される

Caa

投機的で安全性が低いとみなされ

信用リスクが極めて高い

Ca

非常に投機的であり、デフォルトに陥っているか

あるいはそれに近い状態にあるが

一定の元利の回収が見込める

C

最も格付が低く

通常、デフォルトに陥っており

元利の回収の見込みも極めて薄い

 

 

AaaからBaaまでの格付けがされた債券が投資適格格付とされ
Ba以下は投機的格付とされています。
格付けが高いほど利回り(リターン)は下がるものの、信用力が高く
資産運用としておすすめの発行体であるといえます。

 

格付機関は他に、スタンダード&プアーズ(S&P)Fitchなど様々あり
機関により評価の差異もありますので、これらを比較して
適切な発行体への投資を行う事が大切です。

 

また、次回以降紹介する投資信託を活用することで、容易に分散投資を行う事ができます。

 

いかがでしたか?

 

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そんな方は、アーリークロスにご相談ください!

株式について

「投資」という言葉を聞いて
多くの方が真っ先に思い浮かびそうな「株式投資」ですが
今回はその株式投資について説明します!

株式投資のしくみ

「株式」をざっくり説明すると・・・
企業が、事業を行うために必要な資金を投資家から集める際に
その見返りとして発行する証書の事をいいます。

 

企業の株式を持つ、つまり株主になると
その企業の株主総会に出席して意見を言ったり、重要な決議に投票し
賛成したり反対したりすることができる権利(議決権)が与えられます。

イメージとしては
株主になることで、その企業のオーナーになれる!
ということです。

 

一般的に、私たちは
証券取引所に上場(審査基準をクリアして、その証券取引所で売買することが認められる)
された株式を、証券会社を通じて売買することができ、このことを

「株式投資」

といいます。

 

株式投資のメリット

企業の株式を持つことで得ることができる利益は、主に以下の3つが挙げられます。

  • 配当金(インカムゲイン)
  • キャピタルゲイン
  • 株主優待

それぞれ説明していきます!

 

配当金(インカムゲイン)

株主は、企業が利益を上げた場合に、その一部を
「配当金(インカムゲイン)」
として受け取ることができます。

例えば、株式を持っている企業が1,000万円の利益を上げ、
利益の70%は内部留保(会社にとっておくこと)とし、30%を配当金とした場合
1,000万円の30%である300万円を株主同士で分け合うことになります。

 

 

キャピタルゲイン

企業の株式は証券取引所で取引されていることは、先ほどお話ししましたが
企業が成長し、価値が上がることで
その企業の株式の売買価格(株価)は上昇します。
企業の株価が、買った時よりも値上がりしたことによる利益の事を
「キャピタルゲイン」
といいます。

 

株主優待

上場企業の中には、配当金とは別に、自社の商品やサービスを
株式の保有数に応じて株主に提供しているところもあります。
これが
「株主優待」
です。

すべての企業が導入しているわけではありませんが
自社商品詰め合わせや商品、施設利用の割引券など
企業により様々な利益を受け取ることができます。

 

株式投資のリスク

一方で、株式投資にはリスクもあり、以下の4つが挙げられます。

  • 信用リスク
  • 価格変動リスク
  • 為替変動リスク
  • カントリーリスク

順番に説明していきます!

 

信用リスク

投資した企業が経営破綻してしまった場合には、持っている株式に価値がなくなり
紙くず同然となってしまう・・・といったことも有り
このことを信用リスクといいます。

2015年に民事再生法を申請し、上場廃止となったスカイマークの当時の記事です。

※スカイマーク、大幅安で売買終える 上場廃止へ
https://www.aviationwire.jp/archives/56282

記事によると、上場廃止の3カ月前は520円だった株価が
最終的には14円まで下落し、取引を終えたそうです。

 

価格変動リスク
メリットの項で説明したキャピタルゲインの逆で、企業の株価が、買った時よりも値下がりしてしまうリスクも、もちろん考えられます。
優良企業であったとしても
時として思わぬ形で株価が下がってしまうという事もあります。


※ちなみに・・・
 2020年のコロナショックにおける株価の上昇、下落についてまとめている記事はこちら

2020年の上昇株&下落株ランキング【全70銘柄】21年の投資戦略も解説 | ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/257991

 

為替変動リスク
海外の株式に投資する場合、為替レート(円高・円安)の変動により
為替差益もしくは為替差損が生じる可能性があります。
更に、輸出企業であれば
為替が円高になるか?円安になるか?が
株式の評価が左右される要因にもなります。

 

カントリーリスク
海外の株式、および海外に進出している日本企業へ投資をする場合には
その国自体の信用リスクにも注意が必要です。
現地によって法律は異なりますし、時には、私たちが予想できないような法律の改正が
諸外国では起こり得ます。
企業活動をする上で、それぞれの国の政治、経済情勢によって
思わぬ恩恵や被害を受ける可能性が有り
それによって株価が上下することも考えられます。

株式と上手に向き合うには?

ここまで、株式投資のメリットとリスクを理解した上で、大事なことはやはり、
長期と分散
です。

 

※「長期と分散」について知りたい方はこちらも併せてご覧ください!

 

ここで、
日経平均株価と、アメリカの株価指数であるS&P500を用いていきます。

※日経平均株価とは・・・
日本経済新聞社が東証一部(日本の大企業が多く上場されている証券取引所)
に上場している企業から選んだ225銘柄の平均株価。

※S&P500とは・・・
アメリカで上場している大企業500銘柄の株価をもとに算出される株価指数

日経平均とS&P500

※出典:無料株式チャート、株式相場とトレードのアイデア — TradingView

https://jp.tradingview.com/

 

日本はバブル絶頂の1980年代後半がピークですが
S&P500は2021年1月に最高値を更新しました。

長期投資の重要性の記事で触れた「ドルコスト平均法」を用いて国内と海外の株式を
長期で分散投資をすることと、次回以降の記事で説明しますが
基本的に株価とは逆の値動きをすることで知られる、債券などの金融商品を組み合わせて
更に効果的でリスクを抑えた資産運用を心がけることが重要です。


もっと詳しく知りたい!
といった方は、アーリークロスにご相談ください!

目的の重要性

「目的」を明確にしよう!

 

ここまで

 

  • 投資の必要性
  • どうやって投資で成果を出すか?
  • 必要保障はどれくらいか?

 

など、


人生を長い目で見た時、どのような資産形成が必要になるか


といった話をしてきました。


これまでも少し話をしてきましたが
投資をする際に最も大事になってくるものは


なんのために資産形成するのか?


という「目的」になります。


この「何のために?」が明確でない
目先の利益を追いかけてしまったり、感情に流されたりして
結果、うまく資産形成できないということになってしまします。


逆に言えば


「目的」さえはっきり決まっていれば、うまく資産形成できる!


ということになります。


過去に説明した「GPIF」
私たちの社会保険料の一部を運用する目的は


将来不足する年金に備える


という明確なものがあります。


個人で
老後に豊かな生活を送るための資産形成という
という目的がセットされれば

 

  • 老後必要資金はいくらか?
  • 現時点でいくら足りないか?
  • どこにいくら分散させれば、それを達成できるか?


このような答えを逆算して出すことは簡単です。
あとは、それに向けて実践していくのみです。


目的がまだ明確ではないのであれば


「資産を減らさない」


ということを目的にしてみてください。
今ある資産を減らさないためには、インフレに対応しなければいけません。
そうなれば、過去にも説明した通り、預貯金だけでは危険です。


「老後なんてまだまだ先でイメージできないし、減るような資産もない。」
といった人は


「子供たちに伝えるため」


ということを目的としてください。


2022年4月から始まる、高校家庭科での投資授業を皮切りに
お金の勉強は、子供たちにとって当たり前となってきます。


その時、一番身近な大人が教えてあげられるようになるためには
知識だけではなく、実践しておく事が必要です。


もう一度


「何のために?」
「誰のために?」


を考えてみてください。

 

投資の大原則に従う


目的が決まれば、あとは


「投資の大原則」


に従うだけです。

 


これだけです!


数回にわたって、投資の必要性や、老後資産の形成などについてお話しさせていただきました。
ここから先は、実践していく上で、より具体的な話になります。

 

  • 目的にあった投資って、何年間?いくら必要?
  • 分散ってどれくらいすればいいの?


といった事や、投資ごとの

 

  • リスク
  • 手数料
  • 税金

 

について考え、商品を決めていく必要があります。

ここは、その人の目的や置かれている状況に応じて大きく変わってきます。


アーリークロスの個別相談では
それぞれにあった資産運用について、より明確にしていきます。
投資の大原則が変わることはありませんので
あとは目的に合わせた運用を組み合わせていくだけです。


将来、やりたい事ができる生活を目指しますか?
それとも、制限された生活で我慢することを選びますか?


一度、アーリークロスに相談してみてください!

 

保障について考える

「未来の資産形成」と「保障」


これまでは


「投資をすることで未来の資産形成がより簡単になる」


という話をしてきましたが
今回は資産を作っている途中で死んでしまった場合や
働けなくなった場合について、どのように対策しておけばいいか?
という話になります。


ほとんどの方は対策として、生命保険に加入していると思いますが
この保障についての話を後回しにしたのには
大きくわけて2つの理由があります。


1つ目は


私たちが60歳まで生きている可能性が、統計上非常に高い
という点です。


1950年代のように
平均寿命が60歳程度であれば、そこまで老後資金について重要ではなかったのですが


現在(2020年代)の平均寿命は約83歳
30年後(2050年代)には88歳にまでなろうとしています。

※出典:内閣府ホームページ

https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2018/html/zenbun/s1_1_1.html


重要なのは、老後を迎えるまでに死んでしまうことを考えるより
生きていることを考えて、準備しておくほうが効果的、ということです。


ちなみに、60歳まで生きている可能性は、男女平均95%!


この確率から見ても
死ぬことばかりに備えて、老後のことを何も計画していないより
老後のことをまず考えてから、死ぬことや働けなくなることに備える必要があります。


2つ目は


死ぬことに対して、保障がしっかりと準備できている人が多い
ということです。
むしろ、保障をかけ過ぎです。


現在、日本人の8割以上の人は、生命保険に加入しています。

 

・生命保険加入率(性別・年齢別)

※出典:生命保険文化センター

https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/provision/8.html

 

様々な種類の保険がありますが、その多くは
死んだ時のための保障や、病気になった時の保障のために保険を活用しています。


先ほども説明しましたが、
生きる確率が圧倒的に高い現状で
死ぬことや病気になった時のために多くのお金を使っているので
投資をして、未来の資産を形成するということに比べて、あまり優先度は高くありません。


この2つの理由により


「未来のお金のつくり方」について先に話し
「保障」については後から


ということにしています。


もちろん備えることは大事ですが、かけ過ぎには注意が必要です。
この「保障」の考え方というのも
老後資産を形成する上で必要になってくるので説明していきます。

 

「保障」の目的を考える

 

先ほど、


「保障をかけ過ぎ」


と話しましたが、いったいどれほどの人が
今、自分が入っている保障について説明できるでしょうか?


保険とは、そもそも保障を買うためのものです。
保障が必要でなければ、保険も必要ありません。


保障とは、そもそも


自分が死んだ時の「家族のため」
自分が病気になった時の、「自分や家族のため」


に備えておくものです。


もちろん、保障を全く持っていないという人は改める必要がありますが
全く保障内容を把握していないという人は、まず


誰のために、いくら必要か?


毎月の保険料と照らし合わせるべきです。
そして、何度も言うようですが


老後まで生きている確率の方が圧倒的に高い


と言う事実を踏まえて
保障に支払うお金を計算すべきです。

 

未来のために「保障」を見直そう!


保障も、資産をある程度形成した段階で必要なくなってきます。
今もたくさん使っている保障に対するお金は

 

  • 健康になるため
  • 未来のため

 

に使う方がよっぽど効果的です。


みなさんも毎月払っている保障の内容について
未来のお金と併せて
このタイミングに見直してください!


見直し方がわからない方は、アーリークロスにご相談ください。
見直しだけであれば、チャットでのご相談も可能です!

 

長期投資の重要性

前回の記事で、


「資産分散」「種類分散」 があり、この2つで、投資が成功するかどうかの9割が決まる!


と説明させていただきましたが
今回は、さらに!その効果を上げるために、投資の大原則である長期と分散の


長期


について、解説していきます。

 

ドルコスト平均法


投資の大原則である長期間の投資は


「時間分散」


とも言われ、これも実は、分散投資という重要な要素の中に含まれています。


分散させたとしても、短期で見れば、値動きは必ず発生しますので、注意が必要です。
ですので、ここで活用していきたいのが


「ドルコスト平均法(定額購入法)」


です。


短期的な値動きは予想しづらく、当てつづけることは難しいですが
長期的に見て成長するかどうかを見極めることは、それほど難しくありません。


例えば、日本経済全体として見てみると
人口が減少しつづけることは、ほぼ確定しています。
そのため、一人あたりの生産性が増えない限り、経済が縮小する可能性があります。

World Population Prospects - Population Division - United Nations内の資料を基に作成

 

 


では、世界経済で見た場合はどうでしょうか?


世界の人口はまだまだ増え続けます。

World Population Prospects - Population Division - United Nations内の資料を基に作成

 

 

そうなれば、一人当たりの生産性はそのままだとしても、経済は発展し続けます。


長期で見れば発展することがわかるものに対して投資していく際
「ドルコスト平均法」は有効になってきます。

 

ドルコスト平均法の実例① ~日経平均株価~


ここで


一括投資をした場合
ドルコスト平均法を使い、み立て投資をした場合の違いについて、


日本経済を参考にして見ていきます。


日経平均株価とは、日本を代表する225社の株価を参考に値動きする指数で
日本経済が好調か不調かを測るバロメーターでもあります。


これを、平成の30年間で


・平成元年に一括投資した場合
・平成元年から30年間、一定金額を買い続けた場合


で比較してみます。
(投資の元手となるお金は360万円とします)


平成元年、日経平均株価は過去最高値となり、約40,000円となりました。
それから30年後の2019年、日経平均株価は半分の約20,000円となりました・・・。


平成元年に360万円全部を日経平均株価に投資している場合
30年後は半分の180万円になってしまいますので、
180万円損をしたことになります。


今度は、平成元年から30年間毎月10,000円を積立投資にしていった場合で見ていきます。


バブル絶頂の平成元年40,000円あった株価は、一番安いときで一時期7000円まで下がり
上がったり下がったりを繰り返しながら、20,000円になります。


一見、株価が下がっているため、負けているように感じますが
積立投資を行った場合は、520万円となり、160万円のプラスとなります。


どういうことなのか?もう少し詳しく説明します。

 

ドルコスト平均法の実例② ~もっとわかりやすく~


5,000円の元手を、5カ月間に渡り投資をする場合で見ていきます。
株価ではなく、リンゴに置き換えてお話していきます。


一括でリンゴを買った場合、当時100円のリンゴを50個買うことができると仮定します。
5カ月後、リンゴは半額の50円に値下がりしていますので
50個のリンゴの価値は2,500円となり、2,500円損している事になります。

 

 

次に、毎月1,000円ずつリンゴを買った場合です。
リンゴの値段は変動するのでそれぞれの月に1,000円で買える個数はこのようになります。




5カ月後のリンゴの総数は150個になり、5カ月後のリンゴの価格50円で計算すると7,500円となり
2,500円増えている事になります。


こうするととても分かりやすいですが、始めた時の値段はそこまで関係なく、
安い時にいっぱい買って、少し値段が上がった時に売るとこのようになります。

 

まとめ


話を株価に戻すと


中長期的に成長が見込めるのであれば、このドルコスト平均法を使えば
途中で値動きがあり、マイナスになっていたとしても
その時安く買えているので将来的にはプラスとなる!


という事です。


もちろん、成長の見込めないものに投資をすると
このドルコスト平均法を使ったとしても、資産はマイナスになります。
 
これまでのポイントをまとめると、

 

  1. 中長期で成長が見込めるものに「種類分散」と「資産分散」で投資する
  2. ドルコスト平均法を使い、積立投資を行う

 

この2つさえ守れば、投資は怖いものではありませんし、
細かな専門知識がない場合でも資産を増やす事は可能です。


もっと具体的に


「何をすればいいのか?」


については、また次回お話しします。

 

資産分散と種類分散

たまごを一つのかごに盛るな!


以前の記事でお話しした投資の大原則は


「長期」「分散」です。


「分散」して配分を決めることで
成功するかどうかの9割が決まります。


では、どのように分散させれば良いのかを
具体的に説明していきます。


資産運用において、とても有名な


「たまごを1つのかごに盛るな」


ということわざがあります。
どういう意味かというと


大事なたまごを一つのかごに入れていた場合
そのかごを落としてしまった時は、全てのたまごが割れてしまいます
別々のかごに入れていた場合は、一つのかごを落としてしまっても
別のかごに入っているたまごは割れないため、より安全ですよ、という


分散投資の効果を、たまごに例えて説明しているものになります。

たまごを1つのかごに盛るな

 

分散その1・・・資産分散


では次に、これをおでん会社アイスクリーム会社に例えていきましょう。


暑い年となればアイスクリームが売れ、会社の売り上げが上がり、株価も上がりますが、
おでん会社は売り上げが落ち、アイスクリーム会社と逆の動きをします。


寒い年となればおでんが売れ、おでん会社の売り上げが上がり、株価も上がりますが、
今度はアイスクリーム会社の売り上げが落ち、また、おでん会社と逆の動きをします。


もし、アイスクリーム会社の株しか持っていなかったら
寒い年になると株価が落ちて、資産が減ってしまうということになってしまいます。
そのためにおでん会社の株も買っておく必要がある!
といったことをイメージしていただくと、分かりやすいかと思います。


たまごの例のように、一つの株しか持っていない場合は
暑い年、寒い年で振れ幅が大きいですが、
2つの会社の株を半分ずつ持っている場合
暑い年にも、寒い年にも対応できます!

 

次に、アイスクリーム会社扇風機会社の例で見ていきます。


この2つの会社の株を半分ずつ持っていたとしても
どちらも、暑い時に売り上げは良く、寒い時には売り上げが減るので
半分ずつ持っていたとしても、振れ幅は大きいままです・・・。

 

このように、分散投資をする場合は、


異なる値動きをするものを組み合わせて、振れ幅を安定させること


が最も効果的といえます。


一般的に「株式」「債券」は異なる動きをするので
「株」と「債券」両方を持つことはバランスが良い!
とされています。これを


「資産分散」


といいます。

 

分散その2・・・種類分散


また、もう一つ分散させる手段として「種類分散」というものもあります。


先ほどのアイスクリーム会社と、おでん会社の例で説明すると


それぞれ1社ずつの、合計2社の株しか持っていない場合と
それぞれ3社ずつ持っておく場合とでは
3社ずつ持っていた場合の方が、さらに安定します。

 

これを「種類分散」といいます。

 

もういちど、「分散」を意識しよう!


もちろん個別株を持つということは
その企業が成長するのかどうかを、見極める必要がありますが
こういった資産分散種類分散をすることで
振れ幅を安定させる事が可能となります!


「どの企業が成長するか見当がつかない・・・。」

 

といった方には、


投資信託


をおすすめします!


プロが成長の期待できるものを見極め
「資産分散」や「種類分散」
をしてくれている商品を買う事ができます!


「今から投資を始める」


という人は、まず


「分散」


をしっかりと意識し、すでに始められている方は、もういちど


「資産分散」「種類分散」


ができているか?を再確認する必要があります!

 

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