【イベントレポート】企業年金連合会・福岡市・J-FLEC共催セミナー「社員が辞めない会社は何をしているのか? “いまどき”の退職金制度を活用して、人材定着と信頼に変える方法」

2026年8月28日(金)、アクロス福岡にて、企業年金連合会主催、福岡市および金融経済教育推進機構(J-FLEC)共催、西日本新聞社後援による「中小企業向け企業年金普及セミナー」が開催されました。
2026年2月に続く第2回目の開催となった今回のテーマは、多くの経営者・人事担当者様が直面している「人材の採用と定着」。 当日は福岡市内の企業を中心に定員満席となる多数の皆様にご来場いただき、確定拠出年金アナリストの大江加代氏と、企業型DC導入実績2025年度新規導入件数日本一(※1)を誇る弊社代表の花城が、「退職金制度を活用した人材定着と企業価値向上」について具体的な成功事例を交えて解説いたしました。

第1部:なぜ今、人材定着が難しいのか?「お金の不安」を解消し信頼に変える方法

 

     

    第1部の基調講演では、確定拠出年金アナリストの大江加代氏が登壇。「労働供給制約社会」における若手の本音と、企業の定着支援策についてデータをもとに解説されました。

    • 労働力不足と「ゆるい職場なのに辞める」若手の現実
      2040年には1,100万人の労働供給不足が予測される中、企業にとって「社員の定着」は最重要課題です。調査によると、若手社員の多くは「成長実感のなさ」や「将来への不安」を抱えており、職場環境が「ゆるい」と感じていても離職を選択してしまう現実が浮き彫りになりました。

    • 「ファイナンシャル・ウェルビーイング」と仕事の集中力
      不安の大きな要因が「金銭・経済的な不安定さ」です。お金の不安がある状態では業務への集中力が削がれ、週に平均数時間が不必要な悩みで失われているデータもあります。将来の経済的見通しが立っている従業員ほど、活力やエンゲージメントが高いことが示されました。

    • 退職金・企業年金の「見える化」が安心を生む
      自社の退職金や企業年金の受取見込額を現役時代から「見える化」して伝えることが、「この会社で働いていれば将来も安心だ」という確信に繋がり、職場への満足度向上に大きく寄与します。

    第2部:対談「社員の意識が変わった!」中小企業における企業型DCのリアルな導入・活用事例

     

     

    第2部では、SBIベネフィット・システムズにて2025年度 新規導入件数日本一を達成した弊社代表の花城正也が登壇。大江氏との対談を通じ、採用・定着に即効性のある「企業型DC(確定拠出年金)」のリアルな活用事例を公開しました。

    • 採用力より前に「定着」が経営の数字を左右する
      中小企業の採用は「欠員補充」から始まるケースが大半です。しかし、2025年の人手不足倒産の77%が「従業員10人未満の会社」であり、中途採用1人あたり平均134.6万円の採用コストや教育の手間を考えると、1人の退職が会社を止めるリスクになり得ます。「採用力を上げる前に、まず定着率を高めること」こそが最良の経営戦略です。

    • 【実例①:定着】「辞めるつもりだった社員」が残った理由
      将来への不安から密かに転職活動を進めていた社員が、会社が導入した「企業型DCの説明会・個別面談」をきっかけに残留を決意した事例を紹介。制度の損得以上に、「会社が自分の将来まで本気で考えてくれている」という経営陣の熱量が心に響いたことが要因でした。

    • 【実例②:採用】「給与提示額が下がっても選ばれた」Uターン人材
      東京の大手企業から地方中小企業へ転職した優秀な若手の事例では、提示給料は下がる条件だったものの、求人票にあった「企業型DC」の存在が決め手に。高校家庭科で資産形成を学んだ世代が社会に出るこれから、「求人票にDCがあるかどうか」は明確な選定基準になります。

    • 自社株を渡せない中小企業でも「大企業並みの福利厚生」が作れる
      中小企業でも企業型DCを活用すれば、拠出する掛金と複利運用によって、社員が将来的に数千万円規模の資産を形成することが可能です(新卒から定年まで毎月平均2万円・年率5%運用で約4,138万円の試算)。「この会社は社員の未来に投資している」という強いメッセージが社員に伝わります。

    アーリークロスの伴走支援体制

    中小企業にとって「複雑な制度設計」「厚生局への申請(約3〜4ヶ月)」「就業規則の改定」などはハードルが高く見えます。しかし、アーリークロスではこれらすべての手続きをワンストップで代行・支援いたします。

    • 制度設計・申請書類の作成・厚生局とのやり取りを完全サポート

    • 就業規則や退職金規程の改定まで助言

    • 導入時・導入後も専門家が従業員への個別相談や継続的な投資教育を実施

    導入にかかる経営者様や経理担当者様の手間を極力減らし、導入後も「制度の価値が社員に伝わり続ける」仕組みづくりを伴走支援いたします。

     

    ※具体的なご支援内容や導入フローの詳細については、アーリークロスの企業型DC導入サポート をご覧ください。

     

    最後に

    企業型DCは、形式上の節税・福利厚生制度を超えて、経営者の想いを届ける仕組みとして機能します。「あなたの未来を大切に考えている」という強いメッセージが、社員との信頼関係を深めます。

    アーリークロスは今後も、公的機関や行政と連携しながら、地域企業様の発展と働く皆様のファイナンシャル・ウェルビーイング向上に向けて、確かな専門性と豊富な実績をもってサポートしてまいります。企業型DCの導入・見直しや、人材定着に関するご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

    ※1:SBIベネフィット・システムズ調べ(2025年度実績)

     

    本件に関するお問い合わせ先

    株式会社アーリークロス
    広報担当:川代
    Email:info@early-cross.com

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